隴西の李徴は才学才穎、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せられたが、性、狷介、自ら恃むところ頗る厚く、賎吏に甘んずるを潔しとしなかった。 いくばくもなく官を退いた後は、故山、かく略かくりゃくに帰臥きがし、人と交まじわりを絶…
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